今月の園だより








表現のページ

日々の生活の中で、身近な環境・人々と関わる時、子ども達は、時として、心を動かされます。「不思議だなあ!」「楽しいね」「面白そう!」そんな言葉と共に、感じ、考え、イメージをふくらませます。そして、感性と表現する力を養い創造性を豊かにしていきます。表現する力を育てることは幼児期に養いたい大切な教育の一環です。

絵画制作・造形活動

美しいものに出会った時、楽しい出来事があった時、子ども達は、それを絵に表現したり制作をしたいと思います。本園では、子ども達が思いついたり、イメージを広げようとする時、すぐ、それが表現できるよう絵の具・クレパス・コンテ・画用紙・・・など多種類の画材や制作材料を揃え、子ども達の絵の表現や造形活動が充実するよう環境を整えています。

劇遊び

友だちと協力して何かを作り上げたいという気持ちが芽生え、感じたこと・考えたことを音や動きに表現します。劇あそびなどの日々の活動の積み重ねにより、教師の援助と共に音楽発表会の劇・オペレッタなどの表現活動につなげていきます。

当番活動

給食・飼育栽培など当番活動を通して、子ども自身が自分の役割を自覚し、責任感を養うと共に、生活の流れの中でやり遂げた満足感をもっていきます。仲間のため、動植物のため自分が役立っている自己肯定感を養っていきます。

絵本の読み聞かせ

子どもは、絵本によって、豊かな感受性と想像する心を育てていきます。自分の経験と照らし合わせ、イメージをふくらませ 目と耳と心でその物語の内容を収得していきます。表現をする際もこの絵本の読み聞かせの経験が基礎となってきます。本園では、幅広い分野の中から幼児期にふさわしい絵本を選択し、毎日、読み聞かせをしています。週2日は、保護者の方による「ほわほわかあさんとうさん」による読み聞かせを実施しています。先生ではなくおばちゃん、おじちゃんに読んでもらったお話もずっと心に残っているようです。